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ニコンのサービスは顧客の心情を無視した営利目的重視のエゴイズム [日常]

Nikon D2X・・・
DSCF3667.jpg


ニコンのサービスは顧客の心情を無視した営利目的重視のエゴイズムとしか言いようが無い。
外観部品のゴムすら販売してくれない。


構造上で親指が当たる部分にCFカードスロットがある事自体問題なのに(彼らは問題視してない)、
更にそこにゴムを貼っている。
DSCF3664.jpg
しかも両面テープ貼り。
だから剥がれる。
現に、ラバー表面がかなり磨り減っている様子が判る。

こんな単純な劣化進行の流れなので、当然部品は販売されると考えた。
(プラス、プロ仕様機種なのに、劣化する時期が早すぎるし・・・)

良く考えれば、これは消耗品と言うより、そもそもの位置や材質と取り付け手段から、
構造上の欠陥に近いモノが有る。
キャノンはこんな所にゴムは貼ってないし。



材質がゴムなので伸びる。

伸びると、接着スペースからはみ出してしまう為に剥がれ出す。

剥がれてしまうと、既に伸びている為サイズが合わない・・と言う事になり再利用が出来ない。
DSCF3666.jpg
こうして切ってサイズを合わせて貼り付ければ良いが、なんともみっともないもの。

次に伸びた場合、裏側に位置合わせの穴があるので、サイズを合わせて切るだけではムリになってくる。



そこで部品購入を依頼した所・・・

「この部品は、当社では補修供給対象外部品なので販売できません」
と来たもんだ。


更に、、、
「まだ部品保有期限内ですので、修理に出して貰えれば対応できます」

そこで、
「なら、部品保有年数が切れて補修部品が無くなった場合は、修理して貰えないと言う事か?」

回答は、
「その場合は・・・そうなるでしょうね」

こまは、
「なら尚更、ラバーだけを入手しておき、剥がれた時に備えたい(現在も自分で接着させられている)のは当然」

と言っても、最初に言った「供給対象外の部品」と言う事で売ってくれないそうだ。


なら、CFカードスロットの「蓋Assy部品」としては無いものかと思って訊ねてみたが、全く同じ規定に
なってるから・・・と言う理由で、Assyであれバラであれ、どれも供給して貰えないという回答。
DSCF3659.jpg
7,8点のパーツ構成だそうだが、組み立てはプラモデルより簡単。
最終的に本体への取り付けは、ビス2本で完了する。
その際に、スプリング掛け等の手間は一切無く、単純にビス2本(メガネ用より少し大きい)で取り付けられます。


信じられない。

たかだか蓋やゴム。
しかも外観の交換可能部品。

製造メーカーが物を作った以上、ある程度の部品を供給することは「義務」だ。
しかも、壊れやすい部分(劣化や消耗を伴う部分)なら尚更だ!

売らないのなら、こんなに簡単に剥がれるような構造にするな!と言いたくなる。
(因みに、D2Xは60万円を超える商品


と或る商品のメーカーが、「これでこそ製造メーカー」と思える事を言っていた。
その会社はカバンのメーカーでしたが、自社製品を持っている人を見かけると、

「当社のカバンをお使い戴き有り難う御座います。何かお困りの事は無いでしょうか?」

と、相手が驚いても、キチンと説明をした上で問い掛けるそうです。

それは、「製造企業としての当然の責務。造った以上最後まで責任を持ちたい」そうだ。

所がこのカメラメーカーはどうか?

自社の勝手な「規定」により、外観部品の、しかも交換可能な部分ですら「売らない」と来たもんだ。


サービス窓口で電話対応した人に、
「自分が買ったカメラでこう言う情況になり、ゴムさえ有れば、問題が自分で解消されるとしたらどう思う?」
「部品が買いたい外観部品が「それは当社として対象外なので売れない」と言われて「はい、そうですか」
と言えますか?」
などと聞いて見たが、立場上答えられないようだったが、

はい、もちろん納得できます♪」と、即答では返ってこなかった。

おかしいと感じている可能性はあるが、部署が決めた規定から、どうしようも無い事を普段から判っているから、
答えられないようだ。

まるでパロマのような体質だ。
市場で発生した「弱点」をフィードバックし、次の商品に反映させるつもりもない。これもパロマ張りの情況。
ユーザーに対して死傷事故を被らない限り腰を上げない。
少しでも「?」と感じて、ケースバイケースの対応が出来ない会社は、何時かとんでもない事になる事がある。


今回のラバーに関しては、後継機種のD3もD4も全く同じ構造になっている上に、現在ニコンプラザに
展示されているD4ですら、もうラバーが剥がれてしまってて、あろう事かセロテープで止めてあったりする。
(それ以外のデジイチ機種にも言えるが、兎に角ラバーを多用しすぎだろう!)
ショールームのような所に置いてある製品でさえ、剥がれていることが一番の問題だけど、それを
「セロテープで止めて済ませている」と言うこの行動にも呆れてしまう。

本来なら、そこで社員が交換などのアクションを撮るべき事なのだが、
それをそうしない事から、この企業の温さを感じさせられた。

天下のカメラメーカーなのに、ゴムの剥がれた製品を展示しておくと言う神経が理解できない。
普通なら下げる。新しい在庫品と交換する。
もう剥がれている事を設計にFBす・・・おっと、この先の考えを語るには、この会社は全くそのレベルに
達してないので、意味が無いので止めておきます。


ニコンのカメラなど金輪際買わなければ良いのだが、長年使ってきている為に、もうスイッチ類の
配置を身体が覚えているので、どうしてもそう簡単には離れられないのも現実。カメラメーカーなら、
そういった事情も把握している筈なのに、その反面サービスの決め事が自分勝手すぎる。
家電やオーディオメーカーのそれとは大違いな事に驚いた。

しかもカメラ屋までも慣れているようで、それを「当たり前のこと」として受け入れているのにも驚いた。
電気店は、メーカーがそんなエゴイストな規定を作っていたら、店員ベースで食ってかかってくるのに・・・。


とことん呆れた。


しかも、隣の国「中国」でも、ずいぶん前から問題視されている。
http://baike.baidu.com/view/3270555.htm
なんと「事件化」されているようです。

「基本的には、最初に発生した時点で改良が施されて当然なのに、全く何もされて居らず・・・<<中略>>・・・ 
何代にも渡り、D1X,D2X,D3・・・と同様の問題を抱えて販売されている(何万元もする高価な機械がだ)。
修理がし易いようにだろうが、両面テープで止められている点がネックだ。しかも剥がれやすい場所は
右側の掴む部分が殆どなので、これは厳重な問題だ!
修理部門に訊ねた所、「保証中の場合は無料で交換するが、それ以外は工料を伴う」と言う回答。
根本的な問題を解決ぜずにこの呆れた対応。..」・・・のような事が書かれている。
(文中、「包皮」と表現されている所に、記者の怒りや皮肉を感じた。
ここまで愚弄されても、正しい行動を取らないとは情けない・・・)


壊れやすい物を造っておきながら、その部品は売らない。
壊れやすいと判ってても、次の商品でも改良を施さない。
自称顧客満足度No.1らしいが、世界の顧客から批難囂々。


この会社、マジ何考えてるんだろ。
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