新疆莎車老街の帽子店主ご逝去

2010年10月頃訪問した新疆自治区莎車県。
突然の訃報が舞い込みました｡｡｡

回城老街で出会ったあの、針金髭の店主が昨年中頃亡くなられたとのこと｡｡｡


2010年当時、ご健在の頃の写真。

3回目に会った時、こちらから正装で撮る事を提案しました。
正装のジャケットを羽織り、地元ヤルカンド仕様の花帽子（ドッパ）にかぶり直しました。

その時のブログ。
http://chinaart.blog.so-net.ne.jp/2011-01-20
http://4travel.jp/traveler/chinaart/album/10613263/


消化器系の疾患と聞きました。
現地は医療機関が整っているとは言えない土地。
画家爺ぃさんも、
　「本音は帰りたいけど、年齢の問題から「医療」の事を考えると、どうしても足が遠退く」
と言っているほど。

経緯詳細は不明ですが、享年55歳という若さが残念でなりません。
次に会った時、「記念に髭を貰ってくる」と言う目的は、もう冗談でもムリになって仕舞いました･･･


今、玄関先で元気に咲いている白い桔梗を手向けたいと思います。


　合　掌。

コメント 2

私の古い友人も最近亡くなりました。
ブログで花を手向ける、いいですね。
by nikkin (2012-07-19 17:00) 

＞nikkinさん。

言葉の通じない友人ですから、せめてお花でも[ぴかっ][ぴかっ]
もう一度会って、彼の剛毛鬚を、筆にでもしてあげたかったです。

維吾爾人でこの年齢の人たちは漢語が不得意。ウチの爺ぃは、
生後から40歳頃まで住んでいたので維吾爾語がネイティブなんです。
by こまちゃん (2012-07-19 23:37)