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自強不息 [北京生活]

夕べモヤって居た通り、今日は曇りで辺り一面霞んだ一日でした。
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朝、小汪から電話があり、お昼にウチへ来ると言います。
爺ぃが来ているのを知っているので、最近彼の友達が来ていて時間がなかったのですが、
漸く時間が取れたようです。、

抓飯の時に来て欲しかったですが、今日は爺ぃが広州で覚えた煮込みスープで接待。
でも、意外にも彼、この煮込んだ透明スープやその肉は食べないそうで、理由は「味が薄いから」
だそうです。紅焼肉系しか食べないんだそうです。

へぇ~・・・



中文訳:
自强不息/zì qiáng bù xī
 →弛まぬ努力をし続ける事。


小汪の意外な一面を見ました。
「嫌い」なのではなく、小さい頃からの習慣で、「食べてて興味が湧かない」と言った所でしょうか?
食料の豊富な中国の申し子って感じですね。爺ぃ達が子供の頃の中国は配給時代なので、
そんな事言ってられませんでしたからね。


3時間程居ましたが、夕方は用事があるので帰った小汪。
今日は休みなので老舎茶館へは出勤しないようです。

でも、久しぶりに出かけて、老朋友たちに会ってみる事にしました。
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霞空なので、西日が肉眼で見られます。


先ず、途中の「法華寺」で降りて、紅橋にある吉野家で夕食にしました。
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いつもの鶏肉飯セットにしました。
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外貨レートに応じて値段が上がって行きます。
今は28.5元まできました。(今日は中椀だったので25元)

因みに、人民元と日本円のレートは、1元12.6円になっちゃいました・・・[もうやだ~(悲しい顔)]
日本からの旅行者には嬉しい状態ですが(10,000円で約796元になる。去年は680元)、人民元を得ていると、
外貨に替えると、とても少ない気がします。[バッド(下向き矢印)]


中椀でも標準椀(大盛り)でも、見た目は余り変わりませんね。
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食事を終えて出てくると、曇ってた空が晴れたみたいです。
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半月ですが、月が綺麗に光って見えました。
さっきの西日を遮っていた巨大なガスはどこへ行ったんでしょう・・・?(早!)


バス停に、前門終点の723路が来ましたので、急いでバス停へ駆け寄ります。
ここは街路樹のスポットなど有りませんので安心(?)
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これに乗ると、「磁器口北」「花市南口」「崇文門西」「台基厰路口西」に停まって、終点前門まで直行します。


前門のバス停は、前門大街通りの北部にある、半円のロータリーの西面です。
そこで降りて、道路を横切って前門西大街へ向かいます。
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道路から前門の正陽門の夜景をパチリ![カメラ]


老舎茶館の隣にあるダック店。
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ジャアジャン面も有るのですが、ここの面は全然Xです。
量が少ないし、お持ちのような歯触りでねとねとしています。


到着です!
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相変わらず人気の老舎茶館。
夏休み時期なので、沢山の人が集まっていますね。

まあ、入場料が180元-360元なので、実際に入って寛ぐ人は限られてきますが。


早速入ると、7時40分なので演目はまだ始まっていませんでした。
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見慣れた建物の様子。
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2階は変化していませんが、改装後の3階は爺ぃは初めてです。


演目開始前の商店内。
老朋友の似顔絵描きの小馮と、久しぶりに世間話。
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4月2日ぶりです。
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すると、今日は火曜日なので、月火水の舞台がある「双黄」のおじさんが、爺ぃを見つけてやってきました。
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(なんで、モロに後ピンなの・・・[もうやだ~(悲しい顔)]


なんか急に痩せていたので、話しを聞いたら・・・
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糖尿だったそうです。
ドンドン痩せて行くので喜んでいたら、事の事実を知って唖然だったようですね。

彼は舞台の準備に向かいました。


すると、玄関でも会ったのですが、専属カメラマンの孫おじさんが上がってきました。
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今日は要人が来ているそうで、カメラのお仕事のスタンバイです。


彼らが話しをしている合間に、新しい商店場所の展示写真を撮っていると、、、
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何と、爺ぃも居ました!
一昨年の東南亜細亜会議の時、会議に同行していたファーストレディが、老舎茶館に演目見学で来ていた時、
3階からは我々だけが呼ばれて、厳戒警備体制の前門西へ来て、1階の演目場に入っていたのでした。
http://4travel.jp/traveler/chinaart/album/10285061/
この旅行記で撮った記念写真に写っている女性たちが、この額に紹介されているスロベニアの総統婦人ですね。
一旦、参加者と出て行ったのですが、先に差し上げたカードが気に入って、彼女たちだけが戻ってきて、
茶館の総経理と一緒に写真を撮る事が出来たのでした。でも、この時には孫おじさんは引き上げてしまって
いたので、額にある写真のタイプしかなかったようですね。


茶館でお茶が提供されるコップセット。
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こんな感じで展示してありました。
(手ぶれですが・・・)


こっちは急須。
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480元します・・・[がく~(落胆した顔)]


話が弾みますね。
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毎日道徳的にやって来たので、老舎茶館の人も同業者も、みんな爺ぃに身体を心配してくれます。

「自強不息」は、主に国家形成などで使われ、「自強不息,厚徳載物」と繋げて使われます。
これは、「弛まぬ努力し続け、道徳の高尚な者が重大な任務を引き受けることができる」と訳します。
中国では良く用いられる言葉なのに、実際にやっている指導者の少ない事・・・
耳、痛くないんでしょうか?


フロアリーダーの兄ちゃんも、さっき爺ぃに挨拶しに来ていたので、お茶まで出てきちゃいました!
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老舎茶館のお茶は、一杯30元はします(^灬^;

積もる話は尽きないですが、爺ぃが「そろそろ帰ろう」と言うので、8時半頃に切り上げてきました。

9路に乗って、崇文門西で8路、そして光明楼で乗り換える予定で乗ったのですが、話し込んでいたら、
崇文門西を過ぎちゃいました。。。[ふらふら]

でも、9路は三環路まで行きますので、大北窖西まで行って、37路で戻る事に。
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そこにあるアルマーニのテナントビルとその周辺の様子。
売っているモノが違うと、周囲の景色も別世界。


大北窖西は、国貿橋の1つ南なので、一期,二期,三期ビルが目の前に並んでいます。
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計算違いだったのは、タイミング悪く、37路が中々来なかった事。
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爺ぃ、早く引き上げた理由は、今朝からお通じが良くなくて、お腹が張ってしんどかったそうです。[ふらふら]
早く言いなさいよ[exclamation]」と、タクシーに切り替えようと待ちますが、何故だかタクシーも来ません。

DSC_9552.jpg

結局、37路が来たので乗りましたが、家に帰ってから「開塞露(カンチョー)買ってきてくでぇ~!」と頼まれて、
慌てて買いに出かけました。
概ね上手く治まったようですが、そんなにスッキリしてないようです。


お天気もダメですね・・・
開塞露が必要かも。。。(^灬^
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明日は雨の予報です。

外は風もあるので暑くはないのですが、ムシムシしててエアコンを切ることが出来ませんでした。
(寝る時は切りますが、朝方3時頃まで付けてました)

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コメント 4

リル

牛マークつきのどんぶりに鶏丼はなんだか不思議。
こちらでも最近は豚丼が入ってますが。

蓋つきの京劇マスク模様のお茶碗すてき[はぁと]
爺々さんもすてき[にこっ]
by リル (2010-08-19 22:55) 

こまちゃん

>リルさん。

こま的には、吉野家に鶏丼が無いのが不思議になってます~[おんぷ]
中国の鶏丼、ジューシーで結構おいしいですよ!
でも、上海と北京の吉野家は「別物」なので、北京のじゃないと
お薦め出来ません。
(南京路の吉野家で、同じと思って頼んでえらい目に遭いました・・・)

この京劇マスクを「臉譜(りぇんぷう)」と言います。

え?
爺ぃの便秘がですか・・・[えーっ][はてな]
リルさん、ものずき・・・(*灬☆)\バキッ(←おばか~[えーっ])
by こまちゃん (2010-08-20 01:18) 

hal-vvv

相変わらずの質の高い画像で感心してます。
腕も機材もよいのでしょう。私が行く中国とは全く
異なる世界が迫ってきます。
一昨日Pentaxの安い中古デジカメを買ったら
とんでも無い質感でした。サポートに電話して
愚痴ってしまいましたが聞いてくれました。
その内 置いてこうようかと・・・・・・

こうやって拝見していると漢族の文化も良いですね、

by hal-vvv (2010-08-20 10:37) 

こまちゃん

>halさん。

今の漢族文化ではなく、伝統文化は日本に通じるものが多く、共感し肝銘
できるものがほとんどです。
そこに「今の漢族」が絡むので、色々面倒が生じるだけで、文化の根本は
素晴らしいですよね。
全部取り上げて守って上げないと、このまま1世紀も好きかってされたら、
何もかもが滅茶滅茶に成っちゃいます。
何処ぞの日本人たちのように、「中国らしい」と放置する人が多いので
困ったモンです。

写真のクオリティは馬馬虎虎です。
フォトショップのお陰でしょう~[えーっ]

カメラ、使ってみると、没想過な悪い面で意外さを喰らう事がありますね。
D200は、失望の元で買ったので、良い面が沢山あって得した感じでした[わおっ]
by こまちゃん (2010-08-20 19:35) 

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