北京滞在記035~上海編・いざ、北京へ出発~! [上海生活]
今日は小雨降る中、北京へ出かける日となりました。
老劉がお手伝いで付き添ってくれるので、鬼嫁も含めて3人です。
先ず、朝から荷物をまとめながら、同時に托運する荷物も梱包してみると4箱になっちゃいました。
自分たちの手荷物は11個、合計15個の荷物を持ってウロウロできませんので、大衆タクシーの
ミニトラックを呼びました。
大衆と強生は、この1トントラックが呼べるし、タクシー同様メーターで走ってくれるので助かります。
このタイプのサービスは、なんと、北京ではまだありません。
11時頃、老劉ご夫婦がやってきましたが、鬼嫁が見当たりません。
「お!来ないのか!?」と虚しい期待をしましたが、22日からずっと、娘の居る蘇州へ出かけていたそうで、
今日の午後戻ってくるそうです。
元々、老劉の奥さんの分も買っていた切符ですが、爺ぃが、3人、4人…と変更を重ねていたため、
最後にもう一度、「また3人になっちゃって・・・」は、買いにくい時期でもあるようなので、
流石に知り合いでも言えませんでした。
で、結果的には、一昨日朝に電話を貰って、無かったはずの28日が取れたので、一枚ムダにしても
価値があると思って、4人分の切符を買っていたのでした。
その事を知った老劉の奥さん、「今から駅へ行って払い戻してくる!」と言います。
「言わなかったら良かった・・・」と思いましたが、「言って呉れなきゃ困るトコだったわ」と言って、
「大丈夫よ!当日なので、払い戻ししなくても、きっと会社員のような人が急ぎで欲しがるわ」と言い、
一目散に駅へと出かけて行っちゃいました。
結果・・・
40歳くらいの人が、急ぎで北京へ行くので欲しいと言う事で、310元の切符を300元で売ってきたそうです。
偽切符も多いので、相手も切符は心配だそうですが、身分証も見せるし、今夜別の身内と会えるから!
などと話しをしているウチに、高齢の普通のおばさんをみた彼が信用してくれたそうです。
でも、今度は受け取る300元。偽物だったら困ると思ったら、銀行で確認しようと言う事で、2人で銀行へ
行って、確認した上で取引完了したそうです。
奥さんの帰りと同時に鬼嫁も戻ってきて、4人揃った所で荷物の最終作業をし、大衆のトラックを呼びました。
やって来た大衆タクシーのトラックは、丸っこくて小柄で無愛想そうでたぬきみたいなおじさんが運転手。
助手席には「1人」しか乗れない規則なので、みんなはこまを道案内と言う事で助手席に座らせて、
他のみんなは、毎度お馴染みの荷台に乗り込む方法で出発しました。
曇っていると露出も稼げず、撮る画像殆どがブレブレ・・・
パシャパシャ撮っていると、無愛想だったたぬきおじさんが話し掛けてきました。
たぬ:「是照巻幺?(フィルムカメラ?)」
こま:「不,数碼。可是這机子太老(ううん、デジタル。でも、メッチャ古いけど)」
たぬ:「老的也行。用単反就是効果好(古くても、一眼は良く撮れるし)」
こま:「既然600万像数,還是比超薄型的小机子出好効果(600万画素しかないけど、薄型より良く撮れるよ)」
たぬ:「当然就是(そりゃそうだよね)」
などと、無愛想と思った割りには、意外にかわいいことを聞いてくるたぬきおじさんと、、、
楽しい会話をしながら、あっと言う間にやって来ました上海新客站。
このアーチを潜れば、上海駅南広場の行李托運所です。
左手には、駅前広場が見えています。
荷物15個と人間4人・・・これで38元ですからメチャ安ですし、何より助かりますね~
駐車場で荷物を降ろし、手荷物を、鬼嫁と老劉の奥さんに見てて貰いながら、、、
托運荷物を無事に預け終え、控えの伝票発行待ちで別室にいます。
ここで名前を呼ばれたら、確認された「行き先」に返事をして、合計費用を精算します。
今回は、今夜の列車と荷物の行き先が同じなので、切符と一緒に提出すれば、荷物料金は「連行李扱い
となって、かなりの割引があります。
4個で40元でした。
60kgほど有ったので、本来ならば100元は取られるところが4掛けです。
切符の一枚に「行」の青い文字のスタンプを押してくれます。
これが「別送品有り」の記載で、手荷物が多い場合、切符を見てこのスタンプが確認されてしまうと、
その重量と手荷物重量を加算し、超過分の罰金を取られます。
明日の北京到着時はこの問題も有る訳ですが、もう、なるようになるしか有りません。
老劉の娘さんも見送りに来ました。
爺ぃの一家とは正反対の、一家円満の家庭です。
見送りの2人も站台票(入場券)を購入しました。
この先の鉄柵通路から入るようです。
物々しい感じになっていますね。
今までこんな物は有りませんでした。世界博覧会対応・・・?
毎度お馴染みの荷物検査。
人によっては、ポーチも「通しなさい」と叱られたりします。
こまは当然お叱り無しですけどね(見るからに文化人ですから!)。
人を見て判断している所が、なんか差別っぽくて寂しいですけどね。
エスカレーターでコンコースへと上がって行くと、我々の乗るT104次の改札は、「0」と「1」の待合室でした。
この改札は、Z次の改札でもあるので良く使う待合室です。
赤帽を探してキョロキョロしますが、居ないので入って行きました。
何故かと言いますと、ここは一段下がっており、荷物があると階段が面倒なんです。
昇降エレベーターは、コンコースからか、別の階からしか出ていませんので。
すると、降りてから赤帽を発見・・・。
案の定、荷物を乗せた彼の台車のお手伝いも・・・
ようやくエレベーターで1階へ。
赤帽を雇うと、優先的に車両へと案内してくれます。
上海の料金規定は荷物1個6元。頼んだ荷物が6個でしたので、この場所の係員に36元渡して、
おつりをすかさず赤帽君にスルー。たった4元ですが、彼は喜んで荷物を構ってくれました。
50分ほど前、その赤帽君に呼ばれたので、ホームの作業員通用口から中へと入ります。
T104次は「0」と「1」改札と言う事で、ホームは1番ホームですから、入った目の前に列車が居ます。
今日の車両は11号車。赤帽君の規定作業は、台車乗せから車両横付けまで。
外国のポーターのように、荷物を車内へ運んでくれませんが、これは、荷物が無くなったとか壊れた・・
などの問題や事故を無くすためです。
サービス形態は充実できても、その内容は、国がまだ未成熟な事から出来ない部分も多いのです。
(従業員の質ではなく、乗客の質の方が問題なのです)
それでも、充分楽ちんです!
手荷物11個ですから!!(^灬^;
(上の画像にある、台車の乗っている荷物以外に、リュックが3個有ります)
みんなの座席は007下鋪、008下鋪、009中鋪。
7番と8番は同じコンパートメントですが、9番は別のコンパートメント。
008中鋪に乗ってきた人に頼んで、快く変わって貰いました。
すると、昼間余分な切符を買ってくれた人がやってきました。
切符を売った時も、「今晩説不定可以再見面你(今夜会えるかも知れませんね)」と言っていたらしく、
老劉の奥さんは、「その通りになりましたね!」と言うと、その時の話し出また盛り上がりました。
爺ぃは、あの毛むくじゃらな出っ張りおなかのせいで、中鋪にすら登れないんですよ(毛は関係ないけど…)。
このT104次は20:26発。
みんなと車内で30分程団欒し、15分頃に車外へ出て行かれました。
鬼嫁とも適当に会話しながら、北京での家探しなどを不安に感じつつも、
列車は次第に北京へと近付いて行きます。
何はともあれ、お休みなさい・・・
今日は何度だったんでしょうね・・・
風が強くてメッチャ寒かったです。
老劉がお手伝いで付き添ってくれるので、鬼嫁も含めて3人です。
先ず、朝から荷物をまとめながら、同時に托運する荷物も梱包してみると4箱になっちゃいました。
自分たちの手荷物は11個、合計15個の荷物を持ってウロウロできませんので、大衆タクシーの
ミニトラックを呼びました。
大衆と強生は、この1トントラックが呼べるし、タクシー同様メーターで走ってくれるので助かります。
このタイプのサービスは、なんと、北京ではまだありません。
11時頃、老劉ご夫婦がやってきましたが、鬼嫁が見当たりません。
「お!来ないのか!?」と虚しい期待をしましたが、22日からずっと、娘の居る蘇州へ出かけていたそうで、
今日の午後戻ってくるそうです。
元々、老劉の奥さんの分も買っていた切符ですが、爺ぃが、3人、4人…と変更を重ねていたため、
最後にもう一度、「また3人になっちゃって・・・」は、買いにくい時期でもあるようなので、
流石に知り合いでも言えませんでした。
で、結果的には、一昨日朝に電話を貰って、無かったはずの28日が取れたので、一枚ムダにしても
価値があると思って、4人分の切符を買っていたのでした。
その事を知った老劉の奥さん、「今から駅へ行って払い戻してくる!」と言います。
「言わなかったら良かった・・・」と思いましたが、「言って呉れなきゃ困るトコだったわ」と言って、
「大丈夫よ!当日なので、払い戻ししなくても、きっと会社員のような人が急ぎで欲しがるわ」と言い、
一目散に駅へと出かけて行っちゃいました。
結果・・・
40歳くらいの人が、急ぎで北京へ行くので欲しいと言う事で、310元の切符を300元で売ってきたそうです。
偽切符も多いので、相手も切符は心配だそうですが、身分証も見せるし、今夜別の身内と会えるから!
などと話しをしているウチに、高齢の普通のおばさんをみた彼が信用してくれたそうです。
でも、今度は受け取る300元。偽物だったら困ると思ったら、銀行で確認しようと言う事で、2人で銀行へ
行って、確認した上で取引完了したそうです。
奥さんの帰りと同時に鬼嫁も戻ってきて、4人揃った所で荷物の最終作業をし、大衆のトラックを呼びました。
やって来た大衆タクシーのトラックは、丸っこくて小柄で無愛想そうでたぬきみたいなおじさんが運転手。
助手席には「1人」しか乗れない規則なので、みんなはこまを道案内と言う事で助手席に座らせて、
他のみんなは、毎度お馴染みの荷台に乗り込む方法で出発しました。
曇っていると露出も稼げず、撮る画像殆どがブレブレ・・・
パシャパシャ撮っていると、無愛想だったたぬきおじさんが話し掛けてきました。
たぬ:「是照巻幺?(フィルムカメラ?)」
こま:「不,数碼。可是這机子太老(ううん、デジタル。でも、メッチャ古いけど)」
たぬ:「老的也行。用単反就是効果好(古くても、一眼は良く撮れるし)」
こま:「既然600万像数,還是比超薄型的小机子出好効果(600万画素しかないけど、薄型より良く撮れるよ)」
たぬ:「当然就是(そりゃそうだよね)」
などと、無愛想と思った割りには、意外にかわいいことを聞いてくるたぬきおじさんと、、、
楽しい会話をしながら、あっと言う間にやって来ました上海新客站。
このアーチを潜れば、上海駅南広場の行李托運所です。
左手には、駅前広場が見えています。
荷物15個と人間4人・・・これで38元ですからメチャ安ですし、何より助かりますね~
駐車場で荷物を降ろし、手荷物を、鬼嫁と老劉の奥さんに見てて貰いながら、、、
托運荷物を無事に預け終え、控えの伝票発行待ちで別室にいます。
ここで名前を呼ばれたら、確認された「行き先」に返事をして、合計費用を精算します。
今回は、今夜の列車と荷物の行き先が同じなので、切符と一緒に提出すれば、荷物料金は「連行李扱い
となって、かなりの割引があります。
4個で40元でした。
60kgほど有ったので、本来ならば100元は取られるところが4掛けです。
切符の一枚に「行」の青い文字のスタンプを押してくれます。
これが「別送品有り」の記載で、手荷物が多い場合、切符を見てこのスタンプが確認されてしまうと、
その重量と手荷物重量を加算し、超過分の罰金を取られます。
明日の北京到着時はこの問題も有る訳ですが、もう、なるようになるしか有りません。
老劉の娘さんも見送りに来ました。
爺ぃの一家とは正反対の、一家円満の家庭です。
見送りの2人も站台票(入場券)を購入しました。
この先の鉄柵通路から入るようです。
物々しい感じになっていますね。
今までこんな物は有りませんでした。世界博覧会対応・・・?
毎度お馴染みの荷物検査。
人によっては、ポーチも「通しなさい」と叱られたりします。
こまは当然お叱り無しですけどね(見るからに文化人ですから!)。
人を見て判断している所が、なんか差別っぽくて寂しいですけどね。
エスカレーターでコンコースへと上がって行くと、我々の乗るT104次の改札は、「0」と「1」の待合室でした。
この改札は、Z次の改札でもあるので良く使う待合室です。
赤帽を探してキョロキョロしますが、居ないので入って行きました。
何故かと言いますと、ここは一段下がっており、荷物があると階段が面倒なんです。
昇降エレベーターは、コンコースからか、別の階からしか出ていませんので。
すると、降りてから赤帽を発見・・・。
案の定、荷物を乗せた彼の台車のお手伝いも・・・
ようやくエレベーターで1階へ。
赤帽を雇うと、優先的に車両へと案内してくれます。
上海の料金規定は荷物1個6元。頼んだ荷物が6個でしたので、この場所の係員に36元渡して、
おつりをすかさず赤帽君にスルー。たった4元ですが、彼は喜んで荷物を構ってくれました。
50分ほど前、その赤帽君に呼ばれたので、ホームの作業員通用口から中へと入ります。
T104次は「0」と「1」改札と言う事で、ホームは1番ホームですから、入った目の前に列車が居ます。
今日の車両は11号車。赤帽君の規定作業は、台車乗せから車両横付けまで。
外国のポーターのように、荷物を車内へ運んでくれませんが、これは、荷物が無くなったとか壊れた・・
などの問題や事故を無くすためです。
サービス形態は充実できても、その内容は、国がまだ未成熟な事から出来ない部分も多いのです。
(従業員の質ではなく、乗客の質の方が問題なのです)
それでも、充分楽ちんです!
手荷物11個ですから!!(^灬^;
(上の画像にある、台車の乗っている荷物以外に、リュックが3個有ります)
みんなの座席は007下鋪、008下鋪、009中鋪。
7番と8番は同じコンパートメントですが、9番は別のコンパートメント。
008中鋪に乗ってきた人に頼んで、快く変わって貰いました。
すると、昼間余分な切符を買ってくれた人がやってきました。
切符を売った時も、「今晩説不定可以再見面你(今夜会えるかも知れませんね)」と言っていたらしく、
老劉の奥さんは、「その通りになりましたね!」と言うと、その時の話し出また盛り上がりました。
爺ぃは、あの毛むくじゃらな出っ張りおなかのせいで、中鋪にすら登れないんですよ(毛は関係ないけど…)。
このT104次は20:26発。
みんなと車内で30分程団欒し、15分頃に車外へ出て行かれました。
鬼嫁とも適当に会話しながら、北京での家探しなどを不安に感じつつも、
列車は次第に北京へと近付いて行きます。
何はともあれ、お休みなさい・・・
今日は何度だったんでしょうね・・・
風が強くてメッチャ寒かったです。
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