ミラパルコ・クラシックのバージョンアップ♪ [日常]
4月中頃に完成させたあの丸っこい車を、更に仕上げようと用意していたのは、ミラ・モデルノ系(E-L500系)の
アバンツアートに使われている「リアスポイラー」(E-L200系も合う)。
LEDが沢山埋め込まれた(電球形のが50個ほど有る)長~いハイマウントストップランプが付いてて格好良いやつ。
色がブラックメタリックなので、ブラウンメタリックのボディにそのままボルトオン!
実は、ドアミラーも電動格納式に変えようと思って、配線とスイッチパネルとミラーを手配し、車が電格対応じゃ
なかったので、その配線に格闘中なのですが、そのミラーも同じくブラックメタリック。
(ハーネスコネクターが電格仕様になっていたが捨て配線だったようで、迂闊にも填まってしまった…)
なので、アクセント的な仕上がりになるので、敢えてボディ同色にはしませんでした。
前回の、ライン入れ作業のブログ→http://chinaart.blog.so-net.ne.jp/2014-04-19
用意した羽根スポイラー。
ハーネスに、受け側のコネクターも付けてくれていたので、今回とても助かった~
作業開始
スポイラーに紙を充て、接地部分の型紙を作っておいたので、それをボディに貼り付けて、取り付けの穴を開けます。
もう穴は完成しています。
(型紙を撮り忘れていたのに気付き、穴開けの後に再度置き直して撮ったので、十字が消えて穴になってます(^灬^)
ボルト穴は、真ん中と両端の3本。
一番手前側がボルトの穴ですが、スポイラーにアールが付いているので、入り口と完全接地時の一が変わります。
なので、ボルト幅の穴を開けたら、左右に広げて対応出来るようにします。
大きな穴は配線のコネクターを収める為のもの。
作業の一番最後には、ウエザーストリップで穴部分の浸水を防ぎます。
スポイラーにパッキンがありますが、古くてへしゃげているので、補助として、厚手のモール用両面テープも足し、
ダブルでガードします。
車内に見えている段ボールは、ドリルの削りカスが車内に入らないように施しました。
車内へ飛び込んだ削りカスは、滑るようにして車外へ出て行きます
で、ボルトで固定する訳ですから、裏側からナットで締めなければなりません。
車好きの人ならもう判るでしょうけど、ドアやボンネットって「二重構造」、すなわち袋仕立てになっているので、
スポイラーから出ているボルトの長さでは、それを貫通することは出来ません。こう言う場合の取り付け構造は、
大抵裏面に大きな穴が開いていて、レンチやソケットのコマ等が入るようになっていますね。
でもって、今度は裏面(室内側)に、その大きな穴を施します。
マーベルの「BL型バイメタルホールソー」と言うモノを、Yahooショッピングで手配。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/kys/mv-bl-20.html
20mmサイズのものは、ホームセンターで3000円オーバーなので、知らなかった領域ですし、商品がどんな品質か
判らず不安でしたが、色々調べた上で決断しました。
真ん中のドリル部分は、自分で使って居るビットよりも素晴らしい穴開け効果で、木板のようにサクッと開き、
肝心の大穴部分も、かなり熱を持つのですが、取り敢えずこんな感じで綺麗に開けることが出来ました。
バイメタルホールソーの外周も、刃こぼれやチビリもなく、3箇所とも(上を入れると4箇所)滞りなく作業できました
パチもんではなく、しっかりした部材だったようで一安心
この大穴の位置決めは簡単で、上からのボルト穴を開ける時に、真っ直ぐ押し込んで「ガン!!」と音がするくらいに
押し込めば、少し窪みが出来るので、内側から見ると小さなイボみたいな痕跡を見付けることが出来ます。
それをセンターのアタリにしてドリルするれば、自ずと良い位置に大穴が開けられるって寸法です
スポイラー取り付け用のボルト穴は、真ん中を先に開け、型紙の両側ボルト位置に間違いが無いか試し置きして、
両サイドの穴の片方を開け、また試し置きして…と、何度も試し置きしながら慎重に事を進めました。
で、全部の穴の仕上げが決まったら、切り口に塗料を塗って防水対策を施し、塗料が乾いたら、こんな感じで
マウント完了
格好良いでしょ
点灯テスト。
(ご近所の元整備士さんが見物に来ていたので、ちょっとお手伝いして貰っちゃいました)
配線の方は、穴開け作業の前に先に済ませておきました。
既存のハイマウントストップランプのコネクターを、ハーネスを引き回し直して流用する予定でしたが、羽根を買った
時に付いていたメス側を、リアハッチのグロメットに通っているブレーキランプのハーネスにパラではんだ付けすると、
羽根のコネクターからすぐの位置になるのが判ったので、既存の配線は弄らずに、パラ配線加工で仕上げました。
夕方5時前になり、丁度オーナーさんのお買い物時間となった為、天候も良さ気だし、一旦このままでナット締め
して納車しました。
おっちゃん自らもテストにお付き合い。
でも、
「ブレーキ踏んで下さい」
って言ったら、ブオオオ~ンってアクセル踏んだのにはちょっとドッキリ…
で、
出掛けようとした時、バックランプが点いたので、撮影を止めて逃げそうになりました。
「そのままアクセル踏まないでね~」と祈りながら撮影したのですが、バックランプは直ぐに消えました。
ほっ。。。
最後まで悩んだ『既存のハイマウントストップランプ』の処理でしたが、おっちゃんが「沢山有った方が安全や」
と言うので、今回新たにでっかいブレーキランプを上に付けましたが、既存のも併用して残しておく事にしました。
法規上問題無いとは思うのですが。
翌日の今日。
仮止めだったスポイラーを外し、ボディとの接地面に0.8mm厚手の両面テープをグルッと貼り付けました。
ウエザーストリップには、コーキングボンドを代用し、全ての下準備作業が出来上がればスポイラーを再マウント
外したときに、裏側から見てみて少しきつめだったボルト位置を、ヤスリで外側に広げてから取り付けました。
ナット締めするとスポイラーの真ん中が膨らむので、両側の締め付け時に意識して、真ん中が凹む感じで締め付け。
でも、あくまで中古パーツだし、少し全体的に煽り気味になった様で、上から見ると両面テープが見える感じで
煽り気味になりました。
後側は、ピッタリと貼り付いて隙間無く載っかっています。
完成~
渋いかも。。。
サイドビューもセクシー
オヤジの走りや仕様…って感じ。
タイヤがブリジストンの激安エコタイヤ(1本2500円)なので、車体を軽~く押しただけでゆっさゆっさ揺れるので、
今はただのお買い物カーです。
でも、純正でも4WDでターボ車なのでそこそこのポテンシャルは持ってますから、せめてホイールを15インチにして
扁平のスポーツタイヤでも履けば、サスはそこそこ固いので結構楽しめると思います。
あとがき
作業途中で気付いたのですが、どうせ内側にナット締め用の大穴を開けるのですから、上のボルト穴を開けた後、
その大穴を開けた時に、そこからボルトの位置具合を判断すれば、もっと早く確実に両側の穴位置を決められた
ので、少し後悔が残りました。
勘が悪く、上から散々ドリル穴を広げながら作業したので、最初は反対側を広げ続けて居ました。この時間ロスだけで
30分はかかったし…
作業時間等の情報は、10日の総作業時間180分、準備1時間(型紙やら)、ネットでブツ探し時間等々。
大型ハイマウントストップランプ付きスポイラー費用:ヤフオクで1000円(送料はYahooポイント利用)
お代金は、最初のリアハッチ修理の時に結構な謝礼を戴きましたので、それのお返しってことでチャラです
ミラE-L510系モデルノオーナーの皆さんで、羽根が付いてない時は、やってみる価値大有りですよ~
旅行のお手伝い、お父上の付き添いそして車・・・
お忙しそうですね、
それにしても 色々な事に器用ですねぇ~(失礼)。
by cooper (2014-09-12 08:57)
>cooperさん。
ははは、器用貧乏=貧乏暇無し…って図式ですよね~[きょと]
ブログに上げていませんが、おっちゃんのコンパクトデジカメの
「レンズ出ず」や、別の人の「シャッター押せない」のも直しています[おんぷ]
他人様のを直して、自分の経験値を上げております[ぴかっ]
この車、他人様のなのにドンドン変化して行く…[あせっ]
次はドコを弄ろうか検討中。。。(*o☆)\バキッ[えーっ]
ミニを模したミラジーノの別モデルラインナップの車なので、
こっそりイギリス国旗を貼ってたりします[にこっ]
by こまちゃん (2014-09-12 14:02)