ホワイトバランスと色温度 [日常]
先日の梅園散策で嵌まった『ホワイトバランス(以下W/B)と色温度』の変化を考察してみました。
尚、色に対する感想などはかなり個人差があると思われますので、こまのコメントの限りでは無いと思います。
春真っ盛りのように暖かいので、身辺の花が活発に開花しています。
先日の梅園でしくじった『色温度設定』に関して、少し再確認しておこうと思って、同じ花を条件を変えて撮ってみました。
でも、色々やっても周辺の色や光源の違いでも変化するので、やはり最後はPS7(PhotoShop7)で補正するしか有りません。
現場で見てきた原色を全て覚えている訳では有りませんが、強い色が回り込んだような色の煽り込みだけは見逃せない(我慢出来ない)ので、毎回補正しています。
先ずは紅色オキザリスの場合。
W/B AUTOの-1補正でパチリ。
ベランダの影、雨戸の戸袋下に置かれた条件でしたので、結構な寒色系になって仕舞いました。
ここで、廣温度を固定して撮影可能な『Kモード』で撮ってみましょう。
いつも最初に使うのは5300K。
自分なりの平均値なんですが、意外にも暖色系になって仕舞いました。
これは面白そうなので、もう少しメリハリのある白い花を撮影しながら行う事にしました。
こちら、オカンのうっかりで失いかけたネジネジオキザリス。
冬期は葉っぱも全て無くなるので、その事を忘れて、増えてしまったカーネーションの株分けに、その植木鉢を使った時に、中の土を周辺にばらまいたようです。
こまが「あのネジネジは!?」
と言って探しましたが、空いた植木鉢がありません。すると、12月頃の芽吹き時期に、そこかしこで芽を出したのを見付けて、そこで初めて「ばらまいてた!」ことに気付きました。
急いで集めて再生しました。
昨年の開花時に撮った写真で確認すると、やはりカーネーションが植えられている植木鉢が、このネジネジ達の元の家でした。。。
お花の経緯はさておき撮影してみましょう
先ずは、W/B AUTOの-1補正です。
花は引き締まっててOKなのですが、葉っぱの色が濃すぎ
そこで、色温度設定Kモードを使って、先程の紅色の場合と同じように、5300Kにてパチリ!
こちらもかなり暖色系になりました。
景色を撮るとバランスは良かったのですが、薄暗いところを撮るとこうなります。
更に同じモードで、今度は4300Kにてパチリ!
ちょっと極端に下げてしまいましたが、寒色系に寄せる方が丁度良さそうですね。
小鉢の花をベランダの欄干に載せ、少し明るい場所で撮り直してみました。
こちら、W/B AUTOの-1補正です。
少し緑が濃い寒色系ですね。
W/B AUTOの補正なし。
プラス側への調整で、葉っぱの色が濃くなり寒色系になって来ましたので、こちらへの補正は不要ですね。
そこで、葉っぱの変化を見るために、AUTOのままで補正を下げてみました。
W/B AUTOの-3補正です。
緑色が軟らかくなり、現物にかなり近い感じですが、まだ寒色系がきつく感じられました。
と言う事で、AUTOモードでの補正が限界だと言う事になりましたね。
これに一番近いと感じたのがこの、『Kモード4800K』で撮影したこれ。
上のW/B AUTOで-3に設定したものは、この写真より少し寒色系がきつく感じられました。
Kモードで5300Kにて撮影。
少し暖色系になって来ますね。
Kモードで5900Kにて撮影。
同じKモードの写真の中で最も暖色系。
今回の撮影実験から4800Kの撮影が一番理想的でしたが、同じ場所,同じ時間でも、カメラを向ける
方向で変わるものですから、結局はソフトで補正するしかないと言う結果に・・・。
ちなみにこれをPS7にて補正すると、、、
こんな感じで4800Kに近い感じになりますね。
この位までなら直ぐに寄せられるので、このズレなら問題は有りません。
比較し易いように、下に4800Kの画像を付けておきました
4つ上のと同じ『Kモード4800K
』のオリジナル画像。
上の「5900K」で撮ったものを補正した写真と遜色無いと思います。
このように、ズレが多めでも補正は出来ますが、理想に近い4800Kの画像を補正するのがベストと思います。
この色温度変化は、何もデジカメに限った事では有りませんが、欲を言い始めるとキリがないので、
PS7で補正する工数が減るよう近似色で撮るように注意することにしました。
以上、ちょっと遊んでみました。
まとめ
(L:4800K/R:5300K)
(L:5900K/R:5900KPS7補正)
尚、色に対する感想などはかなり個人差があると思われますので、こまのコメントの限りでは無いと思います。
春真っ盛りのように暖かいので、身辺の花が活発に開花しています。
先日の梅園でしくじった『色温度設定』に関して、少し再確認しておこうと思って、同じ花を条件を変えて撮ってみました。
でも、色々やっても周辺の色や光源の違いでも変化するので、やはり最後はPS7(PhotoShop7)で補正するしか有りません。
現場で見てきた原色を全て覚えている訳では有りませんが、強い色が回り込んだような色の煽り込みだけは見逃せない(我慢出来ない)ので、毎回補正しています。
先ずは紅色オキザリスの場合。
W/B AUTOの-1補正でパチリ。
ベランダの影、雨戸の戸袋下に置かれた条件でしたので、結構な寒色系になって仕舞いました。
ここで、廣温度を固定して撮影可能な『Kモード』で撮ってみましょう。
いつも最初に使うのは5300K。
自分なりの平均値なんですが、意外にも暖色系になって仕舞いました。
これは面白そうなので、もう少しメリハリのある白い花を撮影しながら行う事にしました。
こちら、オカンのうっかりで失いかけたネジネジオキザリス。
冬期は葉っぱも全て無くなるので、その事を忘れて、増えてしまったカーネーションの株分けに、その植木鉢を使った時に、中の土を周辺にばらまいたようです。
こまが「あのネジネジは!?」
と言って探しましたが、空いた植木鉢がありません。すると、12月頃の芽吹き時期に、そこかしこで芽を出したのを見付けて、そこで初めて「ばらまいてた!」ことに気付きました。
急いで集めて再生しました。
昨年の開花時に撮った写真で確認すると、やはりカーネーションが植えられている植木鉢が、このネジネジ達の元の家でした。。。
お花の経緯はさておき撮影してみましょう
先ずは、W/B AUTOの-1補正です。
花は引き締まっててOKなのですが、葉っぱの色が濃すぎ
そこで、色温度設定Kモードを使って、先程の紅色の場合と同じように、5300Kにてパチリ!
こちらもかなり暖色系になりました。
景色を撮るとバランスは良かったのですが、薄暗いところを撮るとこうなります。
更に同じモードで、今度は4300Kにてパチリ!
ちょっと極端に下げてしまいましたが、寒色系に寄せる方が丁度良さそうですね。
小鉢の花をベランダの欄干に載せ、少し明るい場所で撮り直してみました。
こちら、W/B AUTOの-1補正です。
少し緑が濃い寒色系ですね。
W/B AUTOの補正なし。
プラス側への調整で、葉っぱの色が濃くなり寒色系になって来ましたので、こちらへの補正は不要ですね。
そこで、葉っぱの変化を見るために、AUTOのままで補正を下げてみました。
W/B AUTOの-3補正です。
緑色が軟らかくなり、現物にかなり近い感じですが、まだ寒色系がきつく感じられました。
と言う事で、AUTOモードでの補正が限界だと言う事になりましたね。
これに一番近いと感じたのがこの、『Kモード4800K』で撮影したこれ。
上のW/B AUTOで-3に設定したものは、この写真より少し寒色系がきつく感じられました。
Kモードで5300Kにて撮影。
少し暖色系になって来ますね。
Kモードで5900Kにて撮影。
同じKモードの写真の中で最も暖色系。
今回の撮影実験から4800Kの撮影が一番理想的でしたが、同じ場所,同じ時間でも、カメラを向ける
方向で変わるものですから、結局はソフトで補正するしかないと言う結果に・・・。
ちなみにこれをPS7にて補正すると、、、
こんな感じで4800Kに近い感じになりますね。
この位までなら直ぐに寄せられるので、このズレなら問題は有りません。
比較し易いように、下に4800Kの画像を付けておきました
4つ上のと同じ『Kモード4800K
』のオリジナル画像。
上の「5900K」で撮ったものを補正した写真と遜色無いと思います。
このように、ズレが多めでも補正は出来ますが、理想に近い4800Kの画像を補正するのがベストと思います。
この色温度変化は、何もデジカメに限った事では有りませんが、欲を言い始めるとキリがないので、
PS7で補正する工数が減るよう近似色で撮るように注意することにしました。
以上、ちょっと遊んでみました。
まとめ
(L:4800K/R:5300K)
(L:5900K/R:5900KPS7補正)
なにかすごく高度な実験をしておられますね。
私にはついてゆけません。
by nikkin (2013-03-11 16:56)
>nikkinさん。
そんなそんな。
古いカメラなので、単に自動撮影能力の低さ故のあがきです[たらー]
どのカメラにも有る機能なので、弄ると別物カメラになってしまう事も有ります[あわわ]
by こまちゃん (2013-03-12 01:55)