人民日報の老幹部たちに会いに金台路へ~新光天地散策 [北京生活]
爺ぃの日課には、「友人に会う」と言うのが有ります。
北京に戻ってくると、早速色んな人達に連絡しまくって、自分から忙しくしてしまう病気が
あります。23日などは、前日に連絡の付いた老陳を呼んでいたのですが、こまは前日に
「明天不行,改天再見面!」と言ってキャンセルをお願いしたのに、何故か何もして
いなかったので、ご本人が来ちゃいました。
2人で勝手にやって貰って、こまは部屋で寝ていました。
深圳で爺ぃの知人の娘さんが勝手に爺ぃのパソコンをいじってて、それがバレないように
「MSNメッセンジャー」が立ち上がらないように切ってありましたが、その復旧が全然
判らず、5時頃まで起きていたので会えるはずないです。
あれほど言っておいたのに、シンガポールへ行っている間にいじられて、本人に確認して
もらいましたが、いじった人からは「切っただけ」としか言われてないようです。
プログラムを入れ直してもダメ、新たにアカウントを作ってもダメ。
プログラムは存在するのに、いつも簡単に立ち上がる小窓が出てきません。
色々言っても、「じゃあ、店で直して貰う」と言い、毎度の悪い癖で、問題が起きた原因を
追及をしようとしません。この繰り返しで70年生きてきているので、細かな問題を予め阻止
すると言う事をしなくなっています(まあ、中国人全般に言えることですが)。
この面に関してだけは今だに慣れず、付き合うのが怠くなってしまう瞬間です。
おっと、愚痴が先立ってしまいましたが、今日は恩人に会う為にキチンと付き合って出かけ
ました。老幹部達との食事は、「大鴨梨烤鴨店」のダックでした。
またまた砂曇りです。
北京に来て6日目ですが、まだ一度も例年のような真っ青な空に巡り会っていません。
昨年は、801楼のアパートの期限が4月9日までだったことで、上海から友人が来て引越を
手伝ってくれている頃でした。
で、引っ越ししてからの様子を振り返ってみると、「鬼婆との遠距離格闘」が殆どで、
爺ぃがこの部屋に居たのは数日間だけ。最近疑問に思うようになっているのですが、
一体何の為に引っ越ししたんでしょう。
さて、今日会う人達が住んでいる人民日報関係の宿舎やアパートは、金台路と言う所に
集まっています。
707路で大北窖北まで来ました。ここから9路で、終点の金台路まで向かいます。
そのバス停近くの街路樹になっているのがこの「龍抓槐」。
葉っぱがない時が見応え有ります。葉っぱが出てしまうと、普通の槐樹と見分けが付かなく
なります(花も実も同じ)。
金台路で降りた所にある果物屋さんで、バナナを買って持って行きます。
既にオレンジは持ってきているのですが、一種類だと寂しいというので。。。
果物屋での今のメインは「イチゴ」のようです。
沢山あったので良く見てみると・・・
「四川草苺」。
文字通り、四川省特産のイチゴみたいですが、こんな形のイチゴは初めて見ました。
爺ぃも初めてだそうです。
で、見慣れた形(一寸長細いけど)の方を見てみると、「四川奶油草苺」と書かれていました。
ええ!?
四川クリーム(バター)イチゴ???
何の意味を含んでるんでしょう。。。?
同じ価格でしたが、隣の凸凹イチゴよりもメチャメチャ売れていました。
と、色々観察しただけで買いはしませんでしたが。(^灬^;
その脇の道から奥へ進むと、甜水園路へ抜ける途中にある「甜水園小区」。
そこの高層アパートが、幹部に用意された住居マンションなのです。
外観は一緒でも、中身と骨組みが全然違います(中が綺麗し)。
で、李老師の部屋で少し話しをしたあとで、高齢の于教授とレストランで待ち合わせる連絡
をして、いつも出かける「A級レストラン」の大鴨梨ダック店へ向かいます。
老幹部2人と記念撮影!
手にしているのは、真ん中のご老人が出版した画集。
こちらの于教授ですが、御年87才だそうです。
気孔の達人でもありますので、それでお元気だとか。
60歳位の時、ある小姐が腹痛で苦しんでいると、「どれどれ、私に診せてみなさい」と言って
2,3回気を送り込むと、あれ?痛くなくなったわ!と、突如楽にしてしまったそうです。
「そうだろう!」と言いながら、更に気を送り込むと、何もなかったかのように普通の状態
になっちゃったそうです。
恐るべし中国気孔!
とても87歳には見えない于教授。
同級生とまでは言いませんが、17才差には見えませんね。
久々に出会う3人です。
特に于教授は、昨年末に奥様を亡くされ元気がないと聞いておりましたので、みんな気を
使って居るのが良く判りました。
注文を取りに小姐が来ました。
料理の注文は、いつも李老師に頼んじゃう爺ぃでした。
見れば見る程、お年が判らない・・・
話し掛けると答えて呉れていますが、ご自分からは話しをしてきませんでした。
まだまだ辛い時期なのかも知れません・・・
李老師の奥さんとお孫さんを待っているので、食事が運ばれてきますがお預けです。(^灬^
上菜平時没有這幺快。現在可以慢点上菜時候,不知為什幺只要這時候上菜這幺快?
普段はこんなに早くないのに、遅くて良い時に限って料理が早い・・・
乾杯の準備。
一番年上の于教授が、小瓶の二鍋頭をストレート。
他はビールで乾杯です。
お年寄りの集まりなので、料理は極めて清淡(薄味系)。
本物の豆を使った凉粉。
これがおいしい。
白系の透明なのは人工(澱粉)もので頼りないです。
面粉を伸ばして丸めてあげたものを、北京ダックみたいに野菜の千切りと一緒に餅子で
巻き巻きして戴きます。
巻心菜(キャベツ)と海蟹(クラゲ)の和え物。
大鴨梨烤鴨店のダック。
タレが甘すぎず良かったです。
他にも、唐辛子と胡椒の調味料に砂糖が置いてありました。
皮の大きさが手頃で全部揃っています。
あと、肉は選ばなくても、「皮だけ」「肉付き」「肝臓」の3種類用意されます。
北京人は、全聚徳じゃなく、こうした市民の口に合う所で食べるそうです。
しんみりした食事になりました・・・
お孫さんと李老師の奥さん。
中国では、両親共働きが多いので、その子供は彼らの親が見ることになります。
学校への送り迎えもしますので、今日の出がけに出迎えに行かれました。
それで後で来られたという訳。
6時過ぎでお開き。。。早!
于教授を、人民日報西門にある宿舎(アパートのこと)まで送って行きました。
タクシーに乗ったついでに、その足で雑誌社「城市漫歩」のある新光天地へ行くことに。
爺ぃが、「もう帰ってたら・・・?」と心配しますが、雑誌社はこれからがピーク!
今まで、9時までに帰った所を見たことがありません。
と言う事で、建国路と大望西路の新光天地までやって来ました。
目的地は、華貿中心の事務棟にあります。
このエリアに一歩踏み込むと、世界が一気に変わります。
この先の通用門から入ります。
手前にあるマンションを見て、「こう言う所が本来言う住居じゃな。中国の家は人間をダメ
にする」って言ってました。
雑誌社に到着。
大約三刻在辦公室里聊天,説新疆、説新加坡的事情等々。
45分程、新疆やシンガポールのことなどについて話をしました。
その後、華貿購物中心へ誘いました。
その前にトイレ。
ここは通用門横にある事務棟のロビー兼エレベーターホール。
粋なモニュメントもあるし、照明も凝っています。
このエリアはホント違いますよね。
華貿中心は、香港の会社と上海華聯集団とのベンチャーです。
地下街には上海著名ストアーの華聯超市がありますが、ここの場合は高級店的な位置付けに
なっていますね。
店が豪華で綺麗なのは当然ですが、置いてある品物が違います。
爺ぃは、そこの出店で、頼まれているという女性もののスカーフを購入。
ここに来る前に、上のテナントでバーバリーを見ましたが、4100元(57,000円)でした(@灬@;…
爺ぃが買ったモノも結構良かったのですが、298元の商品がバーゲンで119.5元でした!
明日の朝食用に、おいしそうなパンや、日本でも流行っている瓶入りのプリンを買い込み
ました!たまには贅沢しても良いでしょう!
ミニフランスパン2個
香腸クレープ2個
チーズ蒸しパン栗入り2個
オレンジ味1個
パンプキンプディング2個(1個24元!(@灬@;)
全部で76元なり~!(1060円)
買い物も終わったし地上へ戻ってみると、何と表は雨でした!
げげげ!
カメラの濡れた所に砂の型が付きます!
雨に濡れてもゴージャス感が増すと言う、このエリアはすご~い!
将にここは、魅惑と誘惑の空間、混沌と魔性の摩天楼!
ご老人のお供なので、タクシーで帰宅としました。
勁松の家までは20元少々です。
明日は頼まれものの文字を書く為の純木板を手配しに、琉璃厰へ出かけます。
ちょうど判子彫りの小易が、工作室を設けたと言うので、その様子も見てきたいと思います!
苺と北京ダックがおいしそうです!
お友達がたくさんいる爺々さん、すてきですね!
by リル (2010-04-04 00:17)
>リルさん。
凸凹イチゴ、初めて見みました[おんぷ]
でも、やはり見栄えの良い方が売れているのにはうけました。
この店にはしょっちゅう来るんですが、ダックは初めて戴きました。
于教授は、くるんで食べるのは好みじゃないと言うことで、
この日の注文は失敗気味でした…。本場北京でも、そんな人も
居るんですね。
友達ですが、ちょっと多すぎて良く覚えられません・・・[あわわ]
by こまちゃん (2010-04-05 04:30)