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プロの写真ってナンなの? [ART]

写真の素材販売サイトPIXTAのその後です。

こまは、PIXTAに写真を載せています。
そこに写真を送ると、それなりの人たちによって、「素材」として使えるかどうか審査してから、
OKが出れば、自分の掲載ページに載せて貰えます。
こまちゃんのページはここ→http://pixta.jp/@ChinaART/buy/

最初は、珍しい維吾爾鬚おやじ達をアップしていた為、ピントさえ合っていれば全部合格していました。
印象的な画像に変更した時の事ですが、初めて「ボツ」をくらい、その理由が、画像加工によるモノでした。


アカンかったのは以下の2枚ですが、この時刻の夕日って、5分間だけホンマにこんなに赤いんですけど・・・[ふらふら][たらーっ(汗)]
北京の真っ赤な夕日
しかも、夕日を望遠で撮ると、周りの景色は、実際に見た色よりも赤がきつくなるのは当然ですし[満月]


もう一枚はこの逆光写真。
西単の午後
これも、「(手を入れた)コントラストがきつ過ぎ」と言う理由でしたが、
これなんて、作業はかなり弱めで、他の鬚おやじ達の「順光画像」の方がもっといじってます。

中国で使っている携帯の待ち受けにしていますが、これを見た人の殆どが気に入ってくれたり。
「自分で撮った写真を小さくしたやつだから上げようか?」と言ったら、ビックリされてしまいます。


ここの審査員や技術者は、経験値やボキャブラリーが低すぎるのでは・・?と疑っちゃいます。
自分の写真が上手という意味ではなく、欲しいとされるものを決めているのではなく、個人の固定観念に
基づき決められてしまう事で、バリエーションが偏っていると言う事です(それが主旨なのかも知れません)。
(「経験値」は数ではなく、「観察力や洞察力の深さ」に「謙虚な姿勢を兼ね備えている」事を意味します)

自分たちの常識を越える「」が目に飛び込むと、イコール「加工過多」。
それなら、合格している順光自然画像の殆どが該当し、こまに言わせれば、そっちの方が
加工過多による不合格」です。
空の色、実際はあんなに紺色じゃないし、緑や紅葉の色も、みなさん故意に加色しているのは見え見え。

ナチュラルトーンを意識して補正しているこまが、カラーレーションを正当化している連中から「過多」と
言われてしまった為、それ以降トンと興味を無くしてしまい、自分のページへのアップはしていません。


ボツはたったの2枚なので、許可される投稿枚数上限がかなり上がってはいるのですが、
写真集やグラビアなどと同じ写真しかダメならば、それが自分には合わないのでパスです。
やれば簡単にこなせますが、自分の写真はそんな事が目的ではないので、体質的,生理的
に合わない事が判りましたので。

売れる似非写真しか合格出来ないのが問題で、写真を必要としている世論(消費者)に、自然なものが
届けられていないという現状が起きているんだと判りました。

多くの写真家って、どうしてカラーを強調したがるのでしょう?
それは仕方がないとしても、それを「標準化」しないで欲しいです。



補正技術に頼る写真家」より、「被写体に合わせられる写真好き」で居る方が良いです。

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