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閉鎖中の司馬台長城裏話 [大陸情況]

北京密雲区観光風景区にある「司馬台長城」は、2010年6月から改装を理由に閉鎖しているようですが、
事実はもの凄い事なんです。

司馬台周辺の観光開発は、その辺鄙な立地条件から、蜜雲区政府の思惑に反して殆ど上手く進まない為
(思惑って言うか生々しい魂胆、目論見ですね)、中国青年旅游公司に権利を売ったそうです。



で、その中国青年旅游公司も、ペイしないと考えてかどうなのか、ずっと閉めたまま再開の目処ナシの状態
なんだそうです。




でも、単にケーブルが動いてないだけなので、歩いて上がれば問題なしです。
こまが司馬台に出掛けた時、GWまで秒読みだったのに(2日前)ケーブルが止まっていましたが、老人連れにも関わらず入城口まで歩けましたので、そんなに遠くはありません。




その時の旅行記はこちら[かわいい]



金山嶺からの走破なら、司馬台に入った後は降りてくるだけなので、司馬台のケーブル駅から駐車場までの下山は、
距離も大したことが無いし、下るだけなのでそんなには疲れません。




中国の国定公園や国立公園は、日本のそれと違って民間への権利譲渡が出来るんです。
カラクリ湖も天池もみんなそうですね。以前は直接湖畔まで乗り入れられたのに、離れた所に指定駐車場が有り、
その支払いを強要されるだけならまだしも、そこから湖畔までがケーブルだったり・・・乗らない場合、登山コースか
ドライブウエイを徒歩する事になり、片道1時間以上のロスになります。




観光開発と私腹を肥やす事が一体化しているが故に出来る技でしょうね。




ホント、一体何を考えているのか理解できませんね。
温家宝を始め、テレビで見かける御歴々も、画面ではまともな人間を装っていますが、こう言った事も変えられない
事からも、所詮同じ穴の狢だと言われても仕方が有りません。




















こんなに素敵な原生の長城なのに、そして世界遺産なのに、その為の費用をポッポに仕舞い込み、金儲けが
出来ないと言うゲスな理由から、現地政府も旅行社も運営を拒むなんて、(自称)国際的国家の名折れです。

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