石井一、どうも救いようのないファシストのようだ

災害対策本部副本部長の石井一が、自分のHPで、わざわざビデオに顔を出し、訪比時にゴルフをした事に
関して辯明して居るが、説明を聞けば聞く程、その考え方と姿勢に偏りと大日本帝国的ファシズムを感じる。

しっかし、まっこと幼稚やねぇ・・・・・・

今回の世論からの批難を、「短絡的」だと言い放っているようだ。
そして、比へ行くべき事情・理由をも語っているが、日本の今の情況を心痛と感じている人間で、ましてや
国家の指導者で、直接関わっている部門の、指導的立場にある人間として、選挙や国交よりも大切な時期
だとは考え無いようだ。せめて、原発事情が今よりも見えてこない限り、全ての力を災害対策一点に向ける
事の方が大切だと考えないのか･･･



言うに事欠いて、タイトルには、「石井一の天下御免“フィリピンにてゴルフの報道しかしないのは遺憾だ”」
と書いてしまっているし･･･
報道では、キチンと「日比会合に出掛けた議員は」と言った上で、「何故今ゴルフなのか？」と言うスタンスで
その、「直接の担当副本部長」としての指導者の行為を、率直に非難視しているのに。

http://akibach.sakura.ne.jp/ishii/ishiitv30.html
オフィシャルサイト：http://www.hajimeishii.net/
辯明ブログ：http://ishiihajime.blog95.fc2.com/blog-entry-68.html

ビデオを見ながら記述して行くと、、、

「正月に約束したが、選挙で都合が付かなかった」（正月に選挙？訪比時期の時間くらい調整可能だろう）
そこで、その約束を5月に延期したそうだ。なので、比へは「今行っておかないと良くない」らしい。


果たしてそうだろうか。。。

「いや、済まないが、今の日本はご存じの通りこういった情況なので、再度延期させてくれ」
と言えば、天災で会合が流れる事を攻める国家はないと思うが。

相手は日本の情況を理解してくれるとは考えないのか？
現状を理解し、いや、「災害対策本部」の人間として、被災民の苦悩を自分の事として理解してさえいれば、
再度延期を申し出て然るべきタイミングだった筈だ。


比の地デジ構築の件を、敢えて持ち出して辯明に使っているが、この状況下、、「国益に関わる」と言うの
なら、会長のアンタが係わらずとも、然るべき立場の人間がやって呉れるよ。
被災民の救援対策や、原発問題の方が先だと思うが。



また、だれもゴルフだけを見て怒っているのではない。
しかも、約束相手に会うのなら、会って用件だけ済ませて帰ってくれば良いだけの事。

断るべき事がどうかの判断すら出来ないようでは、指揮官として問題じゃないのか。
ジャッジポイントが、「外」ではなく「自己中心」である事を、モロに露見したビデオだった。



結局は、自分が「ゴルフ好き」である事で触手が動いたと言う事を、色々な言葉で擁護しているにしか
過ぎない。最後には、いつも利用している報道を、報道が偏っていると批難し、己を被害者として立てようと
した上で、国民にまで判断を仰いでいる。


そして、今、国会の議長を退任するしないで進退を迫られている、同行した（させられた）他の2議員を誘った
のは、やはりこまの予想通りコイツだったようだ。自分で「私が誘った2人が･･･」と言っている。

この政界の主のような古狸が誘った事を、断れるような政界だとは思わないし、まして、「いえ、早く戻って
日本の復興手立てに関して･･」や「原発問題が気になるから･･」なんて、あんたを差し置いて言えるか！？
そもそもこれらは、本来「アンタが考え、発言すべき言動」だろうが！


中国語には端的で的確な言葉がある。

　　「不能多嘴」

直訳すれば、「多くは語るな」だが、目上の人間や大きな機関に対しての反感は無意味だと言う事を指す。

まさしくこの状態だ。
中国政府では、上が「白」と言えば、赤い林檎も白林檎になる。そう認めなければ、明日は出てくる場所すら
なくなるのだから。日本はそこまでではないと信じたいが、当たらずしも遠からずと言った所だろう。

大体、良き上司先輩なら、ＴＰＯに応じた的確なジャッジが出来るはずだし、格下が困るような誘いは、
ましてやプライベートなら、このタイミングでは尚更しないだろう。



「比からは、多大な義捐物資をもらっている」
え？それって、地球上の国家として当然だろう。しかも、今直ぐに出掛けなければならない理由ではない。
それを正当化したいのなら、日本の関係者が、今全世界の援助国へ出向かなければならない。


「日本国民は忍耐強いですねと言われた」
忍耐強すぎて、あんたがゴルフしてても我慢しているよ。


例え、比に於いて色んな議題があったとしても、アンタの立場で今行くべき時だったと心底思っているのか？
国会でOKをもらったと言うけれど、国も国民も、アンタの言う「娯楽」までしてくるとは思っては居ないよ。
幾ら自費でもね。
ゴルフ後のインタビューに対して、「海外なら目立たないと思った」と言えるこのオヤジは、やはり基本的に
偏っている証拠だ。


「日比議連の会長としての仕事が出来た」
のだそうだ。　

なら、相手からゴルフを誘われても、時期を考えて自粛するのが当然と思わないのか。
未だに言い訳している情況から、先ず、思ってないとは思うが。。。
参加費が例え自費であっても、そんな時間より、「早く戻って、田舎で不便な被災地に仮設住宅を建てて
あげなければ！」とは考え無いのか？（一例だが）


「ゴルフも大衆の娯楽で、今や誰でもするじゃないか」と、この辯明上で口に出してしまう事から、やはり
「何をか言わん」と感じた。
このタイミングで「娯楽」をこなしてから帰国しようと考えられるその神経自体が、そもそもアナタの立場上
１２０％おかしい。

娯楽をしていても、着実に災害に対する問題が指揮されているのであればまだしも、東北の避難地では、
弱者老人が災害のショックで病んだり死んだりして、折角助かった人が、その意義をムダにしていると言う
のに、そう言った事実を目の当たりにしていながら、まだこんな言い訳が出来る人間は、救いのないほど
考え方が偏っているとしか思えない。


で、この偏った偉い政治家は、「被災地のみなさまの気持ちを考えて「留任」する」んだそうです。

語れば語る程、本質的にファシスト（権威主義的なナショナリスト）が頭を擡げている気がしてヘドが出る。


バカくさ。

総合的に見ても、出掛ける時期と行動に関する見極めがズレれていた事は確かじゃないのか？
政界のベテランとして、その点を厳粛に受け止めて語らなければ、何も解決出来ないと思うのだが。。。



報道ニュースからも、氏の考え方が見て取れる。

スーパーニュースアンカー（関テレ）

取材陣に対し、後ろめたいのか、「撮るな！」「好き勝手書くな」などと言っている。
「海外なら目立たないと思った」と発言しているし。

スーパーニュース（フジ）





因みに、９日に災害対策本部付けを辞任した。