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家の処分、上海最後の一日~さようなら上海編 [上海生活]

オペルのステーションワゴンは、新車ですので快適です。
なので、ヘンテコなものをガンガン載せて何かあったら申し訳ないですね~・・・
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良く注意して載せました。(^^


見覚え有るビルの横に、新参者の栓抜きが立っています。
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両方とも森ビルのプロヂュース。


楊浦大橋通過中!
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浦東の住宅街は綺麗ですね。
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でも、まだ古いのも残っていますが。


ブログは便利で、40分走っていたのですが、もう老劉の家の近所です(北手にあるスーパー)。
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到着したと同時に、奥さんが食材を買いに出かけ、老劉が料理を始めています。
こまは気疲れしてヘロヘロなのに、60才を越えているご夫婦とは思えません。。。
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で、若者と爺ぃとは、呑気に写真なんぞ撮って遊んでおります。^^;
バックの絵は、爺ぃが新築祝いにプレゼントした桂林山水です。


食事をしながら団欒し、西瓜も食べて、楊梅ジュースも飲んで。。。
夕方6時半になったので、そろそろ駅へ戻ろうと思います。
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老劉のアパートは、形態はこまのと同じですが、新規格のもので且つフランス系の不動産なので、
こんなに綺麗で羨ましいです。部屋も綺麗で、これこそ「人が住む家」と言える感じなんです。
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申し訳ないけど、中国の家って、みんな汚くしてるんですから。。。(ウチもそうでしたし・・・)


行ったり来たりで面倒くさい今日の段取りでしたが、みんな一緒に駅まで来ちゃっています。
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あれ?帽子だけ・・・?


居た居た。。。
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小黄が撮ってみました!
なかなかですね(外部ストロボは手動なので、データはこまが合わせました)。

直ぐに飽きて、携帯で遊び始めましたが・・・


今日の列車は、贅沢にも程がある「D次動車組」と言うタイプの列車で、日本では、「中国新幹線」と
呼ばれている列車です。この列車は、専用の待合室がありますが、上海では、他の軟座客と同室です。
北京には、動車組専用待合室がありますが、あれはあれで無駄で、特急の軟座客には失礼ですけどね。

で、ここがその待合室です。
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今日の列車は、21時38分発のD322次。
予定がはっきりしてさえいれば、事前に予約すれば、T次特急の切符が買えるのですが、17日にも
書きましたし、来る時も大変だったように、今は観光シーズンです。しかも、切符はいつもの5日前じゃなく、
10日前発売開始に変更されていますので、そんな前から予定を取り付けられるような事情で来てない
ので、当日でも買えてしまう「D次列車」を仕方なく使う事にしました。
飛行機も同様に上がってて1000元以上掛かるので、ここは730元の高額列車で手を打ちました。。。
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アナウンスと共にホームへ入れるのですが、こま達は異常な程に荷物が多く、特急のファーストの
「悪い状態(環境)」を知っているので、いち早く車内に行き、荷物を配置してしまいたかったので、
「赤帽」と言う駅のポーターを頼みました。

おねーちゃん達の対応は最高に良く、

「時間の20分前が呼び出しですが、21時丁度に赤帽が来ますのでお呼びします」と言ってくれました。

でも、時間が来るとおねーちゃんは、

「あ、赤帽ですが、もう下班(終業)してしまったそうなので、お連れの方々が手伝ってもられるのでしたら、
みなさんご一緒に入ってもらって結構ですよ」

と、意外な返事が返ってきました~!


「もう下班」には、約束したのが大分前だったので驚きましたが、
上海は現在、入場券でのホーム入場が禁止されてるので、入場券の無いみんなも入れるのには驚きでした。
お陰で、全員でホームまで入って行けます。
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ちょっと暑いホームで立ったまま待たされましたが、ようやく列車が入ってきました。
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見えているのは、全部こま達の荷物です。
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目的の車両がどの位置に停車するのか表示などは全く無くて良く判らないので、荷物が無節操に
置かれているように見えますね。


列車にも、みんなで乗り込めて、最後まで楽しめました!
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別れの時です。。。

非常感謝大家,絶不会忘記的。


新幹線の前でみんなと記念撮影をして、、、
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時間もかなり遅いので、発車を待たずに帰宅願いました。
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再見~!


みんなを送り出した後、まだまだ時間があったので、先頭車両まで出かけて、頭を撮ってきました。
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(親の敵討ちかいな!)
相変わらずの、ノーズに書かれた漢字ロゴ。。。
格好悪いんですけど・・・



D次の寝台は、Z次のものと同じで全てが指定席でファーストです。
4人部屋のコンパートメントですが、特急の500元より遥かに高いのですが、プライベート感覚は、
コンパートメントに付けられたロック付きのドアだけで、ベッドは相変わらずのカーテン無し。
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この感覚が、外国人には理解出来ないんですが、こまはどっちでも良いです。

Z次と違う点は、テレビが付いていました。
その他は、特に良い部分も感じませんが、ベッドが少し広めですね。
でも、先程も書いたように、荷物置き場が兎に角少ないんです。日本のように、通路やドア付近には
当然ありませんし(盗難を危惧)、ベッド下は低すぎて、スーツケースすら入りませんし、コンパート内の
トップのバゲージスペースが有りません。

 荷物、どこに置くねん!!?

普通の人なら、スーツケースの置き場に悩んでしまうでしょうね。でも、そこは経験豊富なこま達。
しっかり2つ共納めてしまい、リュックはベッド下にはいるので入れて、他のお客の邪魔にならない
ようにしました。

他の列車の切符が有れば、絶対これには乗りたくありません。
Z次も、ベッド下は低いんですが、室内のトップに置けますから。
(8月現在で、北京-上海のZ次直通列車は廃止されました)
http://search.huoche.com.cn/chaxun/result.asp?txtchufa=%B1%B1%BE%A9&txtdaoda=%C9%CF%BA%A3

一番良いのは、やはり「T次以下の特急寝台」で、硬臥(二等寝台)。
これは置き放題です!


9時間後の明日6時半頃に到着します。
DSC_2010.jpg
切符の上に見える「行」の文字は、「別送品有り」の意味です。

なので、こんなに沢山手荷物があると、改札で呼ばれた場合は、送った明細と併せて
オーバーウエイトを請求されます。
制限は20kg/人。手荷物だけで、2人で60kg程有りますので、別送品が100kgですから、
本来なら、人間だけしか乗れませんね。(^^


ここで提供されたミネラルですが、チベットの天然水でした。
こんな小さくても、スーパーでは10元ほどします。
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列車が滑るように走り出しました。辺りが暗いので実感がありませんね。
色々な思いを抱えた我々を乗せて、D322次列車が、上海からドンドン離れて行きます。

1997年から今年までの12年間。
長年住んだ我が町、閘北区場中路1011弄臨汾花園54号102室。
今は既に他人の手に渡ってしまいましたが、沢山の思い出は、、、
と或ることがらは人の胸に、別のと或るものは友の元に、
それぞれ残して・・・

長い間有り難う!・・・そして、さようなら。。。

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imai

上海の最後!
上海から永遠に別れるような感じで、さみしさが溢れて来ましたね、でも中国の上海が無くなるわけじゃないですし、これからも中国の上海にかかわる事もあるかも知れませんよね。


 中国のバブルの崩壊も、少しずつありうる事との新聞記事が出て来ていますね、中国は資本主義じゃなく共産党の統制経済の中で、北京閥と上海閥との暗闘から地方政府も動きがバラバラになりかねないとか、中央政府の言う事を聞かず、鉄鋼業界も過剰生産体質で問題ありとか!
 ホントに混乱が大きくなり、バブル崩壊となる可能性も捨てきれませんね。
by imai (2009-08-23 23:02) 

こまちゃん

>imaiさん。

はは、そうですね。まだまだ何度も出かけると思います。
言葉のノリで、See you againと書きませんでした。

バブル崩壊しても、結局土地は国のモノだし、「経済」の背景が違うので、困るのは
投資家達だけって感じがします。当然、参与している一般人もですけど、結果的には、
製品事故があっても不良工事があっても、その関連企業が国家級水準の会社であれば
もみ消してしまう国ですから、企業と国家が裏で繋がっている感じですよね。
なので、別の統制でなんとかして行くのだと思います。
ここは、そう言う歴史を歩んできた所だし、「国家」と言う名を借りた、「江湖世界」ですから。(^^[あせっ]
by こまちゃん (2009-08-25 17:54) 

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