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憧れの町承徳へ!⑥~夕飯はしっかりと! [北京生活]

金山嶺長城を十二分に満喫して戻ってきた一行は、空いたお腹を満たすべく、承徳の中心地をウロウロしました。
朝食はカップ麺、昼食は麺入りスープで簡単に済ませていましたから、夕食はしっかりと頂きたいものです。

道で年配の人たちに色々聞いてみましたが、「承徳名物料理はない」との答え。
お爺さん達の話しによると、承徳の料理は、近所からの寄せ集めで、伝統的なものはないのだそうです。
また、彼らはそんなに好んで外食をしませんので、特に餐庁もよく知らない・・と言う事だそうです。

でも、若手に「食べてまあまあな評判の店」を聞いてみましたら、病院周辺に有ると言う事で向かってみました。
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画像は、一旦部屋で休憩中に、窓から見えた地元のおばさま達による秧歌の練習風景。


長城歩きは山歩きと同じくらい体力を消耗しましたね。
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でもって、店を探すために町を歩くのも、お腹は限界状態なので結構辛いし・・・
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この大きな病院の向かいで、今写真を撮っている後方にある「医大附属医院」の横には、「裘翠楼(qiu cui lou)」と言う
レストランがありました。
「裘」の意味は、豪華な皮のお召し物の意味で、「翠」は草原の青々さを讃美する意味だそうです。
ホテルにくっついたレストランでしたので、時間が遅くても良さそうでしたし決めました。


只今点菜中~[exclamation]
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:くどいですが、兄弟ではありません[パンチ]


お茶は茉莉花茶(ジャスミンティー)にしました。
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天気もラッキーですし、座席番号もラッキー発財番号です。(^灬^;(安上がりなヤツ!)


魚が最初に!
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桂魚のあんかけ煮。
桂魚料理と言えば、浙江省や江蘇省辺りの代表的料理で、同じあんかけでも甘みが強めで、
身をどんぐりの様にほぐした「松鼠桂魚」があります。
なんで「松鼠(リス)」なのか・・・
それは、リスが好きなどんぐりに見立ててある事からこの名が付いた・・・と言う事です。
(こまブロは蘊蓄が多くてGOO~[手(チョキ)]でしょ!(←自分で言うか[ふらふら]))

でも、こちらの仕上げはそんなに甘くはなく、身もこま切れではなくそのままで、サッパリスープ仕立てです。
旨い~[るんるん]


揚州炒飯(このチャーハン、実は揚州には無いという天津飯モード[exclamation])。
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オーソドックスな大陸チャーハンですね。
これがナンと、大陸では珍しい油の殆ど滴らない、日本人好みのあっさり系でした!
全部無くなりました!


蘑菇油白菜。
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味付けは最高に素晴らしい野菜料理でしたが、残念な事に、白菜が硬くてこまには歯が立ちませんでした・・・[もうやだ~(悲しい顔)]


名前不明(忘れた…)の、、、
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◎◎乱炒肉・・とかだったかと思います。
色んな食材をごちゃごちゃっと混ぜて仕上げて、周りのパンの様なもので包んで頂きます。
(ジャガイモとコーンに出汁が浸みてて、結構美味しくなかなかなヤツです[揺れるハート]
1つは包みましたが、後は面倒なのでそのまま食べました。(^灬^;

結構頼みましたが、みんなアルコールを頂かない人ばかりですので160元(2500円)でした。



旅行のワゴンはいい加減でしたが、運転手が4時間文句も言わずに待っていたので値切りもしなかったし、
ガイドに扮していた店の売り子達は鬱陶しかったけど、お天気の金山嶺長城観光は良かったですし、
頂いた夕飯も最高のものでした。

終わりよければ全て良し!ですね。

パックツアーで出かけた場合の「団体料理」は、全聚德でも見ましたが、その店にはないメニューで、
適当に「家庭料理」を沢山作って出すだけです。
幾ら奮発して中国に来られても、パックでは食事は満足出来ないでしょうね。
こまちゃんツーリストなら、色んな面で楽しめます!(・・・って、そんなツーリストなんて無いですけど^^;)


DSC_4054.jpg


明日は、承徳市内の有数の寺院巡りが始まります。
シャワーを浴びて落ち着いたら、明日のためにゆっくりお休みしましょう!
DSC_4056.jpg

寺院ですが、なんかでっかいのが多くて(中国で一番デカイ庭園もあるそうで)、これ又体力勝負になりそうです。
ハタチのこま、ピンチか!!?

おたのしみに!??

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コメント 8

whitesox

写真もいいせいだと思いますが、みんな美味しそうに見えます。
by whitesox (2008-08-03 07:30) 

こまちゃん

>whitesoxさん。

店が明るかった事と、もう一人の方も写真を撮るので、きっちり度胸が付いて
天井ストロボを使いました[ぴかっ]
やはり、照明が有ると違いますね~[おんぷ]
田舎町のレストランで、こんなにいける料理に出会うとは思いませんでした[えーっ][はれ2]
by こまちゃん (2008-08-03 11:45) 

リル

お魚もチャーハンもおいしそうです[はぁと]
by リル (2008-08-03 14:27) 

こまちゃん

>リルさん。

兎に角めちゃめちゃ美味しかったです[えーっ]
でも、この後にもっと旨い店発見するんですよ~(別のホテル内で)[えーっ]
今度行く事があったら、そこに泊まってみます。
立派なホテルなのに3人部屋があって、価格も驚きの270元でした[えーっ]
by こまちゃん (2008-08-04 02:23) 

xjp

この前桂林へ行った時、お料理は日本で食べる中華料理の方が
日本人の味覚に合ってるかなぁと想いました。
この地方の民族料理ってことでしたので。
 >適当に「家庭料理」を沢山作って出すだけです。
そんな感じも受けましたが、良い経験をしました♪。
このお魚、美味しそーですね。。[ふつう]
by xjp (2008-08-04 07:07) 

こまちゃん

>xjpさん。

コメントにnice、有り難う御座います[おんぷ]
メインは大陸の景色や歴史的建築でしょうから、料理はバランスが取れていれば、
中国の家庭料理で充分です(逆に、普段こま達はそれに飢えています)。
日本の中華料理は、日本人向けにアレンジされています。
こちらで日本と同じ味の中華には出会えませんね(日本的なのには稀に出会いますが)。
11月に、前回天壇で奇跡的再会をした「白髭海賊」のアーノルドさんと広州で待ち合わせをして、
桂林を案内する予定です。この時に彼らが「次は桂林に行きたい」と言ったので、爺ぃが
「良かったら案内するよ」って言ったら、6月に「エアチケット買った」と連絡がありました。
http://chinaart.blog.so-net.ne.jp/2008-03-04-1(奇跡の再会の様子)
桂林、大陸で好きな場所の1つです[はれ2]
by こまちゃん (2008-08-04 12:38) 

yukitan

myblogへのコメント有り難うございました。
青空綺麗ですね。
北京に行った時期が悪かったのですね。
マスコミが大気汚染と騒ぐので黄砂と思っていたけど大気汚染かなどと
思いました。
そう言えば1月の上海は青空でした。↓
http://yuki-ukiuki.blog.so-net.ne.jp/2008-01-02
本当の中国を知るため時々お邪魔させていただきますので今後も宜しくお願いします。
by yukitan (2008-08-04 13:56) 

こまちゃん

>yukitanさん。

いえいえ、出しゃばった書き込みで済みませんでした[たらー]
でも、日本のマスコミにはホトホト呆れているので、ついつい書いてしまいました。
日本の皆さんも「本当の事」が知りたいはずなのに、商売しか頭にない今のマスコミは、
「北京酷い!」の内容なら、万人に読んで貰える事を良い事に、虚実も平気になっています。
良い時も、こんなに青空!って載せたら良いのにと思うけど、今やダレも信じないでしょうね。
予想通り、質問をさせて戴いたY新聞からは無しのつぶてでした。
黄砂や建設塵埃が飛んでいるので、決して「綺麗」とは言い切れないでしょうけど、
日本で言われている程汚くないと思います。
だって、強制的に工場を移転させたり、7/20から9/20までの間はその操業も停止させ、
道路やビルの工事も、同時期止めてしまいましたし。
日本では、こんな極端な処置は出来ませんよね。そのせいか、何だか毎日健康的です[えーっ]

こんな文句言いのブログですが、良かったらいつでもお越し下さいね~[おんぷ]
by こまちゃん (2008-08-05 02:30) 

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